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自動車部品関連動向 2026/4/13
自動車部品関連動向 2026/4/13

自動車部品関連動向 2026/4/13

技術、製品

デンソー 農業用多機能土壌用センサーの販売を開始   2026/4/8

 デンソーは、2026年4月から圃場の管理システムを提供するメーカー向けに多機能土壌センサーの販売を開始したと発表した。多機能土壌センサーは、1台で水ポテンシャルや体積含水率、電気伝導度、土壌温度を検知する。水ポテンシャルは、土壌にどれだけ水を保持するかを示す指標だ。作物の種類や生育段階、土壌成分に応じた最適な水分量を把握することで、潅水制御を行い作物の収穫量を安定させるなど品質向上が期待できる。デンソーは、土壌センサーを国内だけでなく海外展開も予定しているほか、将来的には土砂災害リスクの検知など農業用途以外への適用も視野に入れる。

ブリヂストン 3大学とパラゴムノキ遺伝子解析を共同研究      2026/4/9

 ブリヂストンは、インドネシア大学、横浜市立大学、前橋工科大学と共同で、パラゴムノキの遺伝子解析に関する研究を開始したと発表した。ブリヂストンがインドネシアに保有する天然ゴム農園で育成したパラゴムノキおよびその遺伝子情報を活用し、パラゴムノキのエリートツリーを早期に選抜するマーカー選抜技術を確立することを目指す。

NGK 生成AIで大規模シミュレーション        2026/4/9

 NGKは、laboro.AIと共同で、生成AIを活用した大規模科学技術計算シミュレーションソフトウェアの開発手法を構築したと発表した。両者は、NGKが保有する赤外線照射および結晶析出に関する知見と、laboro.AIのAI実装に関するノウハウを融合し、赤外線照射や結晶析出に関する物理化学法則を数式として表現するためのソフトウェア開発に取り組んできた。従来の開発では、人による実装・検証が中心でプログラムミスや開発期間の長期化が課題となっていた。今回の検証では、適切なルールやベースコードを入力することで、正確なプログラムが生成できることを確認し、人間の負担が従来の3分の1に軽減できる見通しを得た。NGKは、成果を有機化合物結晶探索サービスでの結晶形予測ソフトウェア開発に活用していくとしている。

新事業

アドヴィクス 「無焼成固化」建材技術で、JAXAと共同研究を開始               2026/4/1

 アドヴィクスは、名古屋工業大学、清水建設、ルナクラフトと共同で提案した「無焼成固化技術を使った初期入植時に用いる建材に関する技術開発」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙探査イノベーションハブ第13回研究提案(RFP)に採択されたと発表した。月面での活動を想定し、名古屋工業大学が保有する「無焼成固化技術」を活用して、「月面表土(レゴリス)を高温焼成せずに固化することで、初期入植期に必要な建設資材を現地で製造するプロセスの確立を目指す。アドヴィクスは、自動車用ブレーキ事業を通じて培った知見を、材料特性やプロセス検討の観点から提供する。

ジェイテクト フィジカルAI開発がAWSジャパンに採択 2026/4/7

 ジェイテクトは、Upstage、カラクリと共同で推進しているフィジカルAIの製造現場への実装に向けたプロジェクトが、AWSの開発支援プログラムに採択されたと発表した。プロジェクトは、ジェイテクトの製造現場に、Vision Language Action(VLA)の導入、仮想空間での高速学習、現場データの資産化とAI-Ready化を行うことで、自立型・適応型生産システムへの転換を目指す。ジェイテクトは、プロジェクトを通じて生産現場を「作る工場」から「考える工場」へ変革させるとしている。

日本特殊陶業 デシカント空調機プロジェクトが共創成果を受賞 2026/4/7

 日本特殊陶業は、セラミック技術を応用したデシカント空調機プロジェクトが、東急が主催する事業共創プラットフォーム「東急アライアンスプラットフォーム(TAP)」の2025年Demo Dayで、最優秀賞およびオーディエンス賞を受賞したと発表した。プロジェクトは、2024年から東急ストアのカビの発生に悩まされていた店舗にデシカント空調機を設置し、低湿度環境を実現した。2025年夏の多湿環境下でもカビの発生を確認しなかった実績が高く評価された。東急ストアでは複数店舗にデシカント空調機が導入されていて、今後東急電鉄の駅舎休憩室などへの展開も予定する。

アイシン デマンド交通にタクシー配車を一体化 2026/4/9

 アイシンは、電脳交通と連携し、デマンド交通「チョイソコ」とタクシー配車を同一アプリ内で選択・予約できる配車連携サービスを開始したと発表した。アイシンは、2018年より登録利用者が予約をすることで、目的地まで送迎を行うサービス「チョイソコ」を運用している。今回、「チョイソコ」に電脳交通が提供するタクシー配車システム「DS」を連携させ、利用者がニーズに応じて複数の交通手段を選択できるようにした。アイシンは、「チョイソコ」を軸にさまざまな交通手段を同一アプリで利用可能なMaaSプラットフォームの開発を進めていて、今後も連携を拡大することで地域の交通空白地の解消を目指していくとしている。

愛三工業 自律型宇宙ロボット開発プロジェクトに参画  2026/4/10

 愛三工業は、スペースエントリー社が立ち上げた自律型宇宙ロボット「みんなのハロ」プロジェクトで、「HELLO, HAROパートナーズ」として製造協力を行っていくと発表した。プロジェクトは、自律型宇宙ロボット「みんなのハロ」を国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げ、「きぼう」日本実験棟に長期滞在させたうえで、宇宙環境下での自律型ロボットの活用可能性を検証する。愛三工業はファンなどの一部部品の製造協力を行う。

M&A、出資

トヨタ紡織 関連会社を子会社化       2026/4/2

トヨタ紡織およびトヨタ紡織子会社は、4月1日、関連会社を子会社化したと発表した。内容は以下の通り。

  • トヨタ紡織精工(愛知県高浜市): シート機能部品、シートフレームなど生産。トヨタ車体が保有しているトヨタ紡織精工の全株式(33.6%)を取得。
  • 海外合弁4社 TBDN TENNESSEE COMPANY(米国)、天津豊田紡汽車部件(中国)、佛山豊田紡織汽車零部件(中国)、TOYOTA BOSHOKU LEGNICA(ポーランド): 主にフィルター関連部品生産。いずれもデンソーまたはデンソー子会社が20%の株式を保有していた。TBDN TENNESSEE COMPANYは、TOYOTA BOSHOKU JACKSON TENNESSEEに商号変更。
  • PT.TOYOTA BOSHOKU DEVICE INDONESIA(インドネシア): シートリクライナ、シートスライドなど生産。アイシンシロキが保有していた全株式(20%)を取得。
  • トヨタ紡織広瀬(愛知県豊田市): シートリクライナ、シートスライドなど生産。トヨタ紡織広瀬の全株式(20%)を取得。
  • セイワ(広島県尾道市): 自動車シートカバー縫製。トヨタ紡織九州による子会社化。

体制

椿本チエイン 欧州統括を設立  2026/4/9

 椿本チエインは、欧州事業の統括体制強化を目的として、オランダにTsubaki Europe Holdingsを新設し、欧州子会社の組織再編を行うと発表した。2026年7月1日に統括会社を設立し、2027年4月1日の事業開始を予定する。

統計

中古車販売台数 2026年3月

ニュースウォッチ

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