
売上収益: 為替影響を受けた豊田自動織機、トヨタ紡織、ジェイテクト、豊田合成、フタバ産業は前年同期比減収。
営業利益: 関税影響を増産、材料費高騰分売価転嫁、合理化努力で挽回したアイシン、トヨタ紡織、豊田合成、フタバ産業は増益。
デンソー


売上収益
・円高の影響による減収はあるも、日本での車両販売が好調なことから、前年並みとなった。
営業利益
・関税により前年比で減益。
アイシン


売上収益
・円高影響があったものの、パワートレインユニット販売台数等の増加により、前年同期に比べ増収となった。
営業利益
・関税影響や人・将来への投資があったものの、生産台数の増加や企業体質改善努力等の成果により、前年同期比増益となった。
豊田自動織機


売上収益
・カーエアコン用コンプレッサー、車両、産業車両の販売台数の減少により前年同期比減収となった。
営業利益
・子会社株式の売却益を計上したが、人件費増加、為替変動影響、米国関税や減価償却費を含む諸経費の増加などにより減益となった。
トヨタ紡織


売上収益
・日本や北中南米などでの生産台数の増加はあるものの、為替影響などにより前年同期比減収。
営業利益
・増産効果や合理化などにより増益となった。
ジェイテクト


売上収益
・日本・北米・豪亜を中心に販売が増加したものの、円高の影響が大きく前年同期比で減収。
事業利益
・円高や米国関税の影響はあるものの、販売増や北米タスクフォースチームによる活動等の原価改善効果により、前年同期比で増益。
豊田合成


売上収益
・顧客の生産台数増加はあるものの円高による為替影響等により減収となった。
営業利益
・増販効果や原価改善等により増益。
フタバ産業


売上収益
・支給品単価や材料建値の下降、為替影響等により前期比12.1%となった。
営業利益
・支給品や材料建値変動、為替影響を除く実質売上高が増加などにより前期比16.0%増。
東海理化


売上収益
・円高影響により日本以外は前期比減収となった。
営業利益
・日本は現材料値上がりで減益、北米は原材料価格高騰分売価転嫁進み増収。総じて前期比増益となった。
Pingback: 自動車部品関連動向 2025/8/4 – Link-Wise