合成燃料、バイオ燃料
日揮 藤沢市とSAF原料として廃食用油の資源化協力協定を締結 2026/2/6
日揮HDは、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYと共同で推進しているSAF等の原料となる廃食用油の資源化促進を図るため、藤沢市と「廃食用油の資源化促進に係る連携及び協力に関する協定」を締結したと発表した。藤沢市は、これまで週1回の収集頻度で廃食用油を戸別回収していて、2024年度は152トンの廃食用油を回収している。
CO2回収、DAC、CCUS
日機装 カナダのDACにCO2システムを提供 2026/2/4
日機装は連結子会社であるClean Energy & Indusrial Gases(CE&IG)グループが、カナダ・アルバータ州に建設し、2025年8月より稼働したDACプラットフォーム ディープ・スカイ・アルファプロジェクトに、回収CO2を精製・液化するシステムを納入したと発表した。ディープ・スカイ・アルファプロジェクトは、最大10基のDACシステムを同時に稼働が可能で、年間最大3,00トンのCO2を除去するように設計され、複数の回収方法を並行して評価できる。CE&IGグループは、プロジェクトに、CO2精製・液化システムのほか、圧縮機やろ過など自動化統合システムを納入した。
体制
カナデビア、日鉄エンジ 経営統合に向け検討を開始 2026/2/5
カナデビアと日鉄エンジニアリングは、経営統合に向けた検討を開始すると発表した。国内外の環境変化およびエンジニアリング技術の高度化やDX導入に対応するため、経営資源の確保・補強を行い、資源循環事業の拡大および海外での競争力を確保する。その上で、脱炭素分野への次世代技術の取り組みを加速させるとしている。2026年2月5日に覚書を締結、2026年9月最終契約締結、2027年4月にカナデビアが日鉄エンジニアリングを吸収合併する形での経営統合を目指す。
東洋エンジ 資源循環コンソーシアムCLOMAに加入 2026/2/5
東洋エンジニアリングは、国内最大級の資源循環コンソーシアム「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)」に、幹事会員として加入したと発表した。CLOMAは2019年、海洋プラスチック問題の解決を目的に設立され、2050年までに容器包装等のプラスチック製品100%リサイクルを目指し、廃棄物の適正管理および企業間連携による素材開発やリサイクル技術の社会実装を推進している。東洋エンジは、幹事会員として技術面から循環型社会の社会実装に貢献していくとしている。
プラスチック
住友化学 ルーマス社とPMMA-CR技術ライセンス提供を開始 2026/2/5
住友化学は、米国の技術ライセンサー ルーマス社と共同で、アクリル樹脂(PMMA)のケミカルリサイクル技術(PMMA-CR技術)の商用規模ライセンス提供を開始すると発表した。住友化学はルーマス社と2024年5月に協業契約を締結し、PMMA-CR技術のライセンス供与・商業化に向けた取り組みを行ってきた。PMMA-CR技術は、住友化学と日本製鋼所が共同開発した熱分解技術を基盤とし、アクリル樹脂を熱分解してMMAモノマーに再生する。従来品と比べて製品ライフサイクルGHG排出量を約50%削減できる。住友化学愛媛工場に設置した実証設備での技術検証を経て、商業化技術を確立した。住友化学は、今後ルーマス社のネットワークを通じ、PMMA-CR技術ライセンスを提供し、世界各地での社会実装を目指すとしている。
三菱商事 リニューアブルプラスチックのSCを構築 2026/2/6
三菱商事は、ソニーのオーディオ・ビジュアル製品などに使用可能なリニューアブルプラスチックを製造するグローバルサプライチェーン(SC)を、グローバルに跨る14社で共同構築したと発表した。複数種類のプラスチックについて、バイオマス原料を出発点とするSCを、マスバランス方式を活用し構築した。取り組みは、リニューアブルプラスチックの導入を通じて化石資源由来のバージンプラスチックの使用量ゼロを目指すソニーが、三菱商事と新たに立ち上げた共同プロジェクト「Creating NEW from reNEWable materials」の一環として実現したものだ。ソニーと三菱商事ならびにサプライチェーン各社は、今後もオーディオ・ビジュアル製品などの高機能製品向けのリニューアブルプラスチックの導入を積極的に進めるとしている。
また、ENEOSはこのSCを活用したバイオナフサ由来のパラキシレン(バイオPX)を、三菱商事と共同でソニー向けに供給したと発表した。

M&A、出資
日本郵船 XFuel社に出資協業 2026/1/28
日本郵船は、2025年11月28日、廃棄物由来の液体炭化水素を低炭素燃料へ精製する技術を持つXFuel社へ出資したと発表した。XFuel社は、廃棄物由来の液化炭化水素から、低炭素燃料を生産するプロセス技術を保有している。日本郵船は、運行船舶から生じる燃料スラッジなどの廃棄物をリサイクルするなど、XFuel社との協業を進めることで、既存燃料を使用した脱炭素技術の発展に寄与するとしている。
ニュースウォッチ
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