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クリーンエネルギー&プラスチック関連動向     2026/5/11
クリーンエネルギー&プラスチック関連動向     2026/5/11

クリーンエネルギー&プラスチック関連動向     2026/5/11

合成燃料、バイオ燃料

三洋化成 バイオディーゼル燃料用低温流動性向上剤を開発    2026/5/7

 三洋化成は、バイオディーゼル燃料用低温流動性向上剤「ネオプルーバー」シリーズに、大豆油・パーム油由来のバイオディーゼル燃料(BDF)に最適化した「ネオプルーバー HBF-201」 、「ネオプルーバー HBF-301」を追加したと発表した。現在主流であるFAME系BDFは、脂肪酸メチルエステルの混合物であるため、低温環境下で脂肪酸成分が結晶化しやすく、流動性低下やフィルター閉鎖を引き起こすという課題がある。開発した低温流動性向上剤は、大豆油およびパーム油由来のBDFの脂肪酸組成や結晶生成挙動の違いに応じて、ワックス結晶の生成・成長・凝集を抑制するように最適化した。これにより、低温流動性指標である目詰まり点(CFPP)が改良され、開発品の有効性が確認された。

M&A、出資

出光 合成メタノール製造技術開発スタートアップに出資        2026/5/8

 出光興産は出光CVCを通じて、米国のe-メタノール製造技術開発スタートアップATOM-Xに出資し、事業連携に向けた検討を開始したと発表した。ATOM-Xは、常温・常圧下で電解により水とCO2から直接メタノールを合成する技術を開発している。現在、e-メタノールは、水電解により水素を製造した後、CO2と合成する方法が主流だ。ATOM-Xは、独自触媒により水とCO2から直接電解合成する技術を有している。出光は、e-メタノールを戦略的重要製品と位置づけ、社会実装に取り組んでいて、ATOM-Xとの事業連携の可能性について検討を行い、社会実装の可能性を探る。

統計

ガソリン 小売価格 2026年4月

RM、経営計画

IHI 中長期の方向性、RM 2026/5/8

 IHIは、2025年度の決算発表に合わせ、中長期の方向性および経営概況(中長期に向けたロードマップ)を発表した。ここでは、エネルギー関係について取り上げる。

 2040年に向けた経営の方向性として、IHIは日本の産業力・国力を再びトップレベルに高めるための一翼を担い、世界各国の経済・国家・エネルギーの安全保障に貢献することを目指すとしている。そのなかで、価値創造プロセスによる持続的な成長の実現のための分野として、「民間エンジン、防衛、宇宙インフラ」とともに、「原子力、燃料アンモニアバリューチェーン」を揚げている。

 エネルギー分野の成長シナリオとして、燃料アンモニア導入拡大という市場動向を踏まえ、燃料アンモニア供給体制の構築、アンモニア利活用技術、燃料合成技術の開発に投資を行っていくとしている。

ニュースウォッチ

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