日立製作所は、商船三井および日本航空と共同で、海水中に溶解しているCO2を直接分離・回収するダイレクト・オーシャン・キャプチャー(DOC)の実証を、沖縄県久米島で実施する覚書を締結したと発表した。久米島の陸上に設置したコンテナ型実証設備に海水を取水し、電気透析により海水を酸性化することで海水中の重炭酸イオンなどをCO2気体に変換し、分離する。海水中のCO2濃度は大気中の約100~150倍と高く、効率的にCO2を回収できると期待されている。将来的には、回収したCO2をe-SAFなどの合成燃料の原料として活用することを視野に入れる。