
売上収益: 航空・防衛・宇宙、プラント・インフラが好調な三菱重工、および車両、エネルギーソリューションが好調な川崎重工は増収。それ以外は減収だが、受注に対しては順調に推移。
営業利益: 増収効果の三菱重工、川崎重工は増益。それ以外は減益となった。
三菱重工


売上収益
・エナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙の3セグメントにおいて前年同期比増収。主な事業別では、GTCC、原子力、製鉄機械、防衛・宇宙が売上収益を伸ばした。
事業利益
・エナジー、プラント・インフラ、航空・防衛・宇宙の3セグメントにおいて前年同期比増益。売上増・利益率改善が寄与。
川崎重工


売上収益
・航空宇宙システムは期初の一時的な減収や民間航空エンジンの台数増等により減益だが、全体では増収、過去最高を記録。
事業利益
・車両は前年同期にあった一時的な損益悪化から回復、全体として増収。
IHI


売上収益
・民間向け航空エンジンでのスペアパーツ販売増加あるが、為替円高の影響のほか中核事業における前年同期の大型工事の進捗の反動もあり減収。
営業利益
・民間向け航空エンジンが堅調である一方で、人件費など販管費の増加の影響により減益となった。
日揮HD


売上収益
・総合エンジニアリングでのサスティナブル分野での減少影響などから前年同期比減収。
千代田化工


売上収益
・主要案件は順調に進捗。インドネシアの銅製錬案件が2024年11月に完工したことにより前年同期比減収。
営業利益
・売上高の減収影響により減益となった。
東洋エンジニアリング


売上収益
・売上高は前年同期比減収ながら、受注状況から順調に進捗。
営業利益
・減収による減益だが、一部国内、中国での一過性の利益確保にて減収幅を抑える。