プラスチック関連動向 2023.12.22
プラスチック関連動向 2023.12.22

プラスチック関連動向 2023.12.22

プラスチック、原料

ADEKA ポリオレフィンに長期耐候性を付与するHALSを開発        2023.12.20

 ADEKAは、土木・建築用途や農業用途、人工芝等の屋外使用されるポリオレフィンの耐候性を従来以上に向上させるヒンダードアミン系光安定剤(HALS)を開発したと発表した。アデカスタブ LA-458XPは、TPOルーフィングの耐候性、耐熱性の安定性に寄与、アデカスタブ LA-811は、農業用フィルムの硫黄燻蒸下での耐候性低下を軽減する。

岩谷産業 PET樹脂のカーボンフットプリント・データ連携で実証事業  2023.12.20

 岩谷産業は、ゼロボードを主幹とした「クラウドシステムを用いたカーボンフットプリント (CFP) データのサプライチェーン連携実証事業」に、タイ・バンコクのインドラマ・ベンチャーズと共に取り組みを行うと発表した。岩谷産業は、日本国内での環境配慮型バイオマスPET樹脂販売のトップシェアを誇る。

出光興産 バイオマスPTAのサプライチェーンを構築へ          2023.12.21

 出光興産は、台湾のOriental Petrochemical (Taiwan) Co., Ltd.(OPTC)、丸紅と、バイオマスナフサを原料としたバイオマス高純度テレフタル酸(バイオマスPTA)のサプライチェーンを構築することに合意したと発表した。出光興産がマスバランス方式にてバイオマスナフサからバイオマスパラキシレンを製造し、PTAメーカーのOPTCがバイオマスPXを原料としてバイオマスPTAを製造する。2024年にバイオマスPTAの製造開始を予定する。

適用

三菱ケミカル 植物由来ポリカーボネートジオールがローソンの新店舗に採用される    2023.12.21

 三菱ケミカルグループは、植物由来のポリカーボネートジオール「BENEBiOL™(ベネビオール)」が、北海道帯広市にオープンした「ローソン帯広西21条南四丁目店」の内装仕上げ用塗料に採用されたと発表した。BENEBiOLは最大92%のバイオ度化を有する植物由来のポリカーボネートジオールで、従来の石油由来製品よりも耐久性や耐薬品性が優れているとしている。

リサイクル

グンゼ 環境対応型収縮フィルム第2弾を発売   2023.12.13

 グンゼは、マスバランス方式のリサイクル原料を5%以上使用した軽量収縮フィルム「GEOPLAS HCX1」の販売を開始したと発表した。異層積層によりPSとPETを積層した厚み23μmのフィルムで、最大収縮率が70%あり、ミシン目適正も良好となっている。飲料・食品・トイレタリー用途のラベルとして使用を想定していて初年となる2024年度500tの販売を目指すとしている。グンゼの環境対応グレードGEOPLAS HCT3に続く第2弾となる。

DIC 明治とカカオ豆の種皮を使用した合成皮革を開発         2023.12.20

 DICは、明治と協業してチョコレートの製造工程で発生するカカオ豆の種皮(カカオハスク)をアップサイクルした合成皮革「CACAO STYLE LEATHER」を開発したと発表した。チョコレート製造工程で使用されない部分であるカカオハスクを合成皮革表面のウレタン層に分散混合した。加工品の試作は合成皮革メーカーの加平が協力した。

体制・M&A・出資

リケンテクノス 架橋ゴム・加硫ゴム代替TPVのセミコマーシャルプラントを稼働開始     2023.12.13

 リケンテクノスは、東京にある研究開発センター内に架橋ゴム・加硫ゴム代替TPV開発のためのセミコマーシャルプラント(SCP)の稼働を開始したと発表した。SCPの生産理宇力は年間100トンで、ハイエンド製品開発などの特殊ニーズに対応する。リケンテクノスはSCPを活用し、自動車成形部材や建材用途向けTPVコンパウンドの開発を進めるとしている。

大阪ガス JEPLANと資本業務提携を締結      2023.12.15

 大阪ガスは、PETのケミカルリサイクル事業を行うJEPLANと資本業務提携に関する契約を締結したと発表した。JEPLANは、ケミカルリサイクル技術により廃ペットボトルや廃ポリエステル繊維から再生PET樹脂を製造し、廃プラの水平リサイクルを行っている。大阪ガスはJEPLANとの資本業務提携により、大阪ガスのネットワークを活用したPETボトルや衣料品の水平リサイクルを推進していくとしている。

出光 マレーシアでポリスチレン製造装置を増設 2023.12.20

 出光興産は、マレーシアの子会社出光アドバンスドマテリアルズ(マレーシア)が、マレーシアのジョホール州パシルグダンに年間生産能力9,000トンの第2 SPS(シンジオタクチックポリスチレン)製造装置を新設し、2023年11月に商業運転を開始したと発表した。第2 SPSの稼働で出光のSPS生産規模は2倍になる。

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