プラスチック関連動向 2024.2.23
プラスチック関連動向 2024.2.23

プラスチック関連動向 2024.2.23

プラスチック、原料

三菱ケミカルGr 生分解性バイオポリエステル樹脂を開発         2024.2.9

 三菱ケミカルグループは、新規生分解性バイオポリエステル樹脂SA916NとSA916Fを開発したと発表した。開発したポリエステル樹脂は、60%以上のバイオマス度があり微生物によって分解される。また、柔軟性、引裂強度が優れていて、食品包装やレジ袋、農業用フィルムとしての用途が想定される。日本と欧州では2024年1月から、次いで米国でサンプルワークを開始し、開発を進めるとしている。

出光 バイオマスSPSの販売を検討     2024.2.14

 出光興産は、バイオマスナフサを原料としたバイオマスSPS(シンジオタクチックポリスチレン)樹脂の供給に向けた検討を開始したと発表した。ISCC PLUS認証を取得しているため、認証に基づいたマスバランス方式を採用した製品の供給を行う。バイオマスSPSを用いた食器類の製造販売については、愛知県刈谷市の業務用テーブルウェア製造販売のマインと協働し、2025年上旬に販売を開始するとしている。

適用

三菱ケミカルGr 生分解性バイオエンプラがサンスターの歯ブラシに採用される 2024.2.14

 三菱ケミカルグループは、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、サンスターグループのOra2の「オーラツー プレミアム ハブラシ なめらかフィット」の持ち手に採用されたと発表した。ハブラシにDURABIOが採用されるのは初めてとなる。

ポリプラスチックス PBT新グレードがベトナム電動2輪部品に採用    2024.2.20

 ポリプラスチックスは、ベトナムの電動2輪製造セレックス・モーターズ社のバッテリーユニットにPBT樹脂DURANEXの新グレードが採用されたと発表した。DURANEX PBTは、ULのV-0難燃性規格を取得している。バッテリーユニットでは難燃性のほか、耐熱性、耐薬品性、寸法安定性などが求められ、DURANEX PBT新グレードはセレックス社の品質に適用した。

体制

旭化成 Liイオン電池セパレータ事業を子会社に承継         2024.2.7

 旭化成は、リチウムイオン電池セパレータ「ハイポア」事業を、子会社旭コミュニケーションに承継させると発表した。北米電気自動車需要の拡大が見込まれることから、2023年10月に米国、韓国、日本でのハイポアの塗工製造能力の増強を決定した。ハイポア事業の成長を進めるにあたり、セパレータ事業専業子会社として意思決定の迅速化、独立性の向上を行うとしている。尚、2024年10月1日が効力発生日となるが、それまでに商号を旭化成バッテリーセパレータ(AKBSC)に変更するとしている。

JFEエンジ インドネシアでPVC原料貯蔵設備増設工事を受注         2024.2.8

 JFEエンジニアリングは、インドネシア子会社JFEEIが、東ソーと三井物産のインドネシア合弁会社PT Standard Toyo Polymer社より、ジャワ島西部メラクにある塩化ビニル樹脂原料向け球形タンク増設のEPCを受注したと発表した。

日精樹脂 中国での第2射出成型機製造工場を開設         2024.2.13

 日精樹脂は、中国浙江省海塩県に射出成型機を製造する工場を2024年1月から稼働したと発表した。型締力30トン・50トンの電気式射出成形機NEXシリーズの組立てを行うほか、鋳物を中心とした部品の加工を行う。日精樹脂は、2009年に江蘇省太倉市に100%出資の生産子会社日精塑料机械(太倉)を設立している。

レゾナック 石油化学事業を分割へ      2024.2.14

 レゾナックHDは子会社レゾナックの石油化学事業をパーシャル・スピンオフし、2~3年後に新会社に承継させる検討を開始したと発表した。レゾナックの石油化学事業は、大分コンビナートを中心に国内8社が関係し、オレフィン、酢酸ビニルモノマーなどの化学品を製造している。レゾナックは成長が期待される半導体・電子材料に経営資源を集中させる方針だ。

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