水素・CO2利活用関連ニュース        2022.8.8
水素・CO2利活用関連ニュース        2022.8.8

水素・CO2利活用関連ニュース        2022.8.8

水素・アンモニア関連ニュース         2022.8.8

川崎重工 30MW級ガスタービン用水素30%混焼DLE燃焼器を販売開始 2022.8.1

川崎重工は、すでに市場投入されている8MW級、1.8MW級に続き、天然ガスに水素30%まで混焼し安定した低NOx運用を実現する30MW級ガスタービン「L30A」向けDLE(Dry Low Emission)燃焼器の販売を開始したと発表した。

DLE燃焼器システム概念図

https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20220802_1.html

川崎重工 LPG燃料LPG/アンモニア運搬船を受注          2022.8.4

川崎重工は、日本郵船向けに86,700m3型LPG(液化石油ガス)燃料LPG/アンモニア運搬船の造船契約を締結したと発表した。アンモニア積載も可能にした新型船型としては8隻目となり、2025年に竣工予定。LPGと、アンモニアを同時に運搬することができる。

https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20220804_2.html

大阪ガス ヒュンダイ・ロテムへ水素発生装置製造技術供与              2022.8.3

大阪ガス子会社Daigasガスアンドパワーソリューションは、韓国ヒュンダイモーターGr傘下ヒュンダイ・ロテム(HRC)と水素発生装置の製造・販売に関する業務提携を拡大し、HRCによる韓国国外への販売を可能にしたと発表した。提供する水素発生装置は2013年に開発した「HYSERVE-300」。2019年にHRCに対し韓国国内での製造販売を許諾し、韓国国内の水素ステーションニーズに対応してきた。今回、韓国国内での製造運転実績を受け、HRCによる韓国国内外への販売を可能にし、世界展開を図ることにした。

https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2022/1308560_49634.html

産総研 CIS系太陽電池材料で高効率な水素生成に成功 2022.8.2

産業技術総合研究所省エネルギー研究部門 石塚 尚吾 首席研究員と甲南大学 池田 茂 教授は、太陽電池として有望なCIS系材料のp-n接合界面制御手法を開発し、太陽電池と水分解水素生成それぞれの性能向上させることに成功したと発表した。研究では、ワイドギャップCIS系材料CuGaSe2薄膜を光電極とした水分解水素生成において、通常1%程度にとどまる光/水素変換効率(HC-STH効率)で、8%を超える数値を示した。

https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2022/pr20220802/pr20220802.html

CO2利活用関連ニュース     2022.8.8

伊藤忠 ブラジルCSNグルーブ脱炭素化についてShellを含めて覚書締結            2022.8.1

伊藤忠は、ブラジル鉄鋼大手CSNグループと共同で権益を保有する鉄鋼山Casa de Pedra等での金属資源分野における脱炭素化について、資源メジャーShellを含めて技術導入検討に関する覚書を締結したと発表した。CdP鉱山及びCSN社製鉄所でのCCUS導入などについて3社間で協議を進めていくとしている。

https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2022/220801.html

ENEOS 清水製油所跡地への次世代型エネルギー供給プラットフォーム構築         2022.8.4

ENEOSは、清水製油所跡地を中心とする次世代型エネルギー供給拠点及びネットワーク(供給プラットフォーム)を構築すると発表した。清水製油所跡地に太陽光発電、大型蓄電池、自営線、水電解型水素ステーションを設置し、再生可能エネルギー電力及びグリーン水素を製造・供給する。2024年4月の電力供給開始、2024年度中の水素ステーション開所を目指す。

次世代型エネルギー供給プラットフォームスキーム

https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20220804_01_01_1080097.pdf

ENEOS 廃潤滑油を活用した再生プロセス構築  2022.8.5

ENEOSは、環境省公募事業「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に「廃潤滑油を活用した潤滑油ベースオイルへの再生プロセス構築」が採択されたと発表した。事業では、国内廃潤滑油の再生プロセス構築に向けて、今後2年間かけて、廃潤滑油回収システムの方針策定、再生ベースオイル精製技術確立を行うとしている。

廃潤滑油を活用した再生プロセス概念図

https://www.eneos.co.jp/newsrelease/2022/20220805_01_01_1170836.html

ニュースウオッチ

  • 日本酸素HD、再生可能燃料を原料とした水素供給へ 2022.8.1
  • 清水建設、グリーン水素製造実証プラントが完成 大分 2022.8.1
  • コスモ石油ら、国産SAF製造 年22万kl目指す 2022.8.1
  • 酵素の働き模倣 京都大学など、窒素ガスから化合物合成 2022.8.3
  • 東芝ESS、再エネ水素ステーションが新潟で稼働 2022.8.3
  • 名大発スタートアップのトーイング、地中にCO2固定 農業土壌を実用化 2022.8.5
  • 経産省、水素普及へ保安工程表 設備の安全性を確保 2022.8.5
  • 日本製鉄系、アンモニア発電設備の腐食試験 23年度から 2022.8.6

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