水素・CO2利活用関連ニュース      2023.3.27
水素・CO2利活用関連ニュース      2023.3.27

水素・CO2利活用関連ニュース      2023.3.27

水素・アンモニア関連ニュース

日揮HD 福島県浪江町でのグリーンアンモニア製造実証プラント建設へ 2023.3.22

日揮HDは、2021年8月にNEDOグリーンイノベーション基金事業に旭化成と共同で採択された「大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発およびグリーンケミカルプラントの実証」プロジェクトでの、グリーンアンモニア製造技術の実証プラントを建設するため、福島県浪江町と実証プラントの立地に関する基本協定を締結したと発表した。浪江町の福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)で製造される水素を利用して日量4tのアンモニアを製造する。2024年度内の運転開始を目指す。

三菱重工 インドネシアのヌサンタラ・パワーと水素・アンモニア・バイオマスの混焼を共同調査へ 2023.3.23

三菱重工業は、インドネシア国営電力会社PT. PLN(Persero)(PLN)のグループ会社であるヌサンタラ・パワーとの間で、ヌサンタラ・パワーが所有・運営する発電所における低炭素燃料の混焼に関して3件の技術検討を開始する覚書を締結したと発表した。覚書を通じて、ジャワ島ムアラカラン発電所内のガスタービンでの水素混焼、および、ガス焚きボイラーでのアンモニア混焼について技術導入を検討する。また、ヌサンタラ・パワーが保有するジャワ島パイトンの石炭焚き発電所でのバイオマス混焼のFSを実施するとしている。

CO2利活用関連ニュース

コスモ石油 京都大学と次世代エネルギーの安定供給技術で包括連携協定     2023.3.20

コスモ石油は京都大学と、次世代エネルギーの安定供給技術などに関する共同開発の検討することを目的とした包括連携協定書を締結したと発表した。再生可能エネルギーなど次世代エネルギーの安定供給に不可欠な技術、CCU、DACなどのネガティブエミッション領域の検討を行っていく。特に、CCUでは、エネルギー理工学研究所野平俊之教授の研究グループと「溶融塩電解によるCO2の炭素固定化技術」で共同研究開発を締結し、コスモ石油の製油所から排出されるCO2への技術の適用の可能性を検討する。

双日 九州大学、九州電力とDAC開発へ         2023.3.22

双日は九州大学、九州電力と共同で、分離膜型CO2回収装置(membrane-based DAC, m-DAC)装置と、回収したCO2を燃料等へ変換利用する装置を組み合わせたDAC-Uの用途を共同開発・検証するための覚書を締結したと発表した。2022年2月に九州大学と双日はm-DAC™技術関連の事業化での覚書を締結している。今回、九州電力を含めた3社で覚書を締結した。これまでの九州大学のDAC-U装置の技術知見や双日のビジネスモデル検証に加え、九州電力による住宅やビルでのDAC-U装置の活用実証を行うことで、用途の検証や実証候補地の検討などを行うとしている。

日揮HD 微生物を使用したCO2からのポリマー合成開発に着手       2023.3.22

日揮HDは、カネカ、バッカス・バイオイノベーション、島津製作所と共同で提案した「CO2からの微生物による直接ポリマー合成技術開発」が、NEDOグリーンイノベーション基金事業に採択されたと発表した。2030年度までの事業期間で、CO2を原料とするガス発酵バイオファウンドリの確立、バイオポリマー生産微生物等の開発・改良、CO2を原料に物質生産できる微生物等による製造技術の開発・実証を行うとしている。

各社の役割と連携概要

千代田化工 英国Pace CCS社とCCS分野での協業に関する覚書を締結 2023.3.23

千代田化工は、英国ロンドンを本拠地とするエンジニアリンク会社Pace CCS社とCCS分野での協業に関する覚書を締結したと発表した。覚書を通じて、Pace CCS社のCCS分野での上流設計ノウハウと、千代田化工のエンジニアリング・マネジメント能力を合わせ、CCSプロジェクトの初期段階からEPCまでサポートできる協業関係を築いていくとしている。

丸紅 米国で乳牛の排泄物由来のバイオメタン生産・販売へ         2023.3.23

丸紅は、米国で再生可能燃料事業の開発を手がけるGreen Rock Energy Partners, LLC(GREP)との共同開発会社が運営する米国インディアナ州レイノルズのBio Town Biogas LLC(BTB)を通じ、乳牛排せつ物由来のバイオメタン生産・販売事業を開始したと発表した。近隣の提携酪農家から約23,000頭分の乳牛排せつ物を収集し、嫌気性消化を行うことでバイオガスを回収する。回収したバイオガスを精製してバイオメタンを生産し、CNG車向けの燃料として使用するとしている。

ENEOS 豪州でのバイオ燃料製造の共同検討に関する覚書を締結       2023.3.23

ENEOSは、オーストラリアのバイオ燃料開発企業AMPOL Australia Petroleum Pty Ltd(Ampol)と、豪クイーンズランド州ブリスベンにあるAmpolリットン製油所でのバイオ燃料製造を検討するための覚書を締結したと発表した。クイーンズランド州の廃棄物原料を利用した年間最大50万kL相当のSAFおよびリニューアブルディーゼルの製造設備開発に関する初期検討を共同で実施する。Ampolの既存の製油所と販売網を活用する。これにあわせ、両社は豪クイーンズランド州政府と、同州が掲げるBiofuture 10-Year Roadmapの一環として、本プロジェクトへの支援を検討する覚書も締結した。

出光 廃食油を活用したバイオ混合燃料による船舶の試験運行を実施    2023.3.23

出光興産は、北海道で回収された廃食油由来の脂肪酸メチルエステル(Fatty Acids Methyl Ester: FAME)とA重油を混合した「バイオ混合燃料」を使用して、船舶による試験運航を2023年2月中旬から3月初旬にかけて実施したと発表した。道内のコンビニエンスストアなどから回収した使用済み食用油を用いて製造されたFAMEを調達した。今回使用したバイオ混合燃料はFAMEを20%以上の割合で混合したもので、銃らの船舶用燃料と比較して15から18%のCO2排出の削減効果が期待できるとしている。

コスモエネルギーHD タイ・バンチャック社とSAF・バイオナフサなどの共同検討を開始 2023.3.24

コスモエネルギーHD、コスモ石油は、タイバンコク市に本拠地がある総合エネルギー企業バンチャック社と、SAFおよびバイオナフサ等の脱炭素分野を中心とした共同検討に関する覚書を締結したと発表した。共同研究を行う領域として、バンチャック社が生産するSAF、バイオナフサ、およびバイオエタノールのコスモ石油グループへの輸入活用、低炭素水素の活用・輸送、CCUS、潤滑油関連基材。コスモ石油グループは2030年に年間30万kLのSAFの供給を目指していて、バンチャック社のSAF輸入により調達ソースの多角化を図るとしている。バンチャック社は2024年のSAF製造の商業化を予定している。

日立造船 新中期経営計画を発表        2023.3.25

日立造船は、2023年度から2025年までの3年間の戦略となる中期経営計画「Forward25」を発表した。2030年に向けた長期ビジョンとして、2030年には環境、機械・インフラ、脱炭素の既存事業の成長に加えて、脱炭素化(CN)、資源循環(CE)、ライフサイエンス、水事業などを成長事業と位置づけ、総額9,000億円の売上をめざす。脱炭素化(CN)事業では、水素・PtoG事業での水素製造機器、メタネーション関連事業/機器販売を、資源循環(CE)事業では、ごみ焼却からWaste to Xへの展開で、e-Fuel・SAF、水素、合成ガスなどの事業を拡大させるとしている。

ニュースウォッチ

  • 日立造、アンモニア・メタノール舶用エンジン実証 「次世代燃料」対応へ 2023.3.21
  • INPEXと東京ガス、豪産ガス50年まで必要 2023.3.22
  • ENEOSと川崎重工、豪に水素産業の規制変更要望 2023.3.22
  • 商船三井、アンモニア発電システム開発の米AMOGYに出資 2023.3.23
  • コスモが新中計、次世代エネに1400億円 株主還元強化 2023.3.23
  • 岩谷産業、エネ事業強化 水素・循環型社会を柱に 2023.3.24
  • 東京ガス、水素バーナ2種 それぞれ2社と共同開発 2023.3.24
  • 双日など、CO2排出ゼロのアスファルト原材料を発売 2023.3.24
  • 日本ガス協会、クリーンガス証書を試験運用 23年度から 2023.3.24
  • 省エネ法から脱炭素法に衣替え 4月から、目標未達で企業に指導 2023.3.24
  • 愛媛県・四国電力・三浦工業、水素供給網モデルへ連携 2023.3.24

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