技術・製品
アイシン ＳＵＢＡＲＵとＢＥＶ用ｅＡｘｌｅで協業を開始 2024.3.12
アイシンは、ＳＵＢＡＲＵとＢＥＶ用ｅＡｘｌｅを共同開発・分担生産することに合意したと発表した。ＳＵＢＡＲＵが２０２０年代後半から生産開始するＢＥＶへの搭載を予定する。両社は今後も様々な領域で協業の可能性を追求していくとしている。
ダイナックス ドローン係留装置に摩擦材が採用される 2023.3.13
ダイナックスは、国内メーカーが生産する「ドローン係留装置」に次世代摩擦材の採用が決定したと発表した。国土交通省は２０２１年９月にドローン等無人航空機の飛行に関する許可・承認の見直しを行い、十分な強度を有する紐等（３０ｍ以下）で係留し、飛行可能な範囲内への第三者の立入管理等の措置を講じてドローン等を飛行させる場合は、一部運行に関する許可・承認を不要としている。これにあわせ、各社からドローン係留装置が開発されているが、今回、係留用のラインを一定張力で送り出しおよび巻取りする際の張力調整用摩擦材としての採用が決まった。
新事業
アイシン 音声認識システムを東急ステイホテルに導入 2024.3.14
アイシンは、開発した音声認識システム「ＹＹＳｙｓｔｅｍ」が、東急リゾーツ＆ステイ社が運営する東急ステイの全店舗に順次導入されると発表した。ＹＹＳｙｓｔｅｍは、声や音を可視化するアルゴリズムをコアとしていて、２２カ国の言語をリアルタイムで翻訳する機能もある。２０２３年１１月から東急ステイ銀座で、ホテルスタッフが外国人利用者とのコミュニケーション支援ツールとして試験運用を行っていて、今回、東急ステイホテル全店舗への導入が決まった。ＹＹＳｙｓｔｅｍはこれまで官公庁やスマホアプリとして活用されているが、ホテル業界への採用を機により多様な場所への提供を広げていくとしている。
Ｍ＆Ａ・出資
武蔵精密 エチオピアＥＶスタートアップに出資 2024.3.13
武蔵精密工業は、エチオピアを拠点に２輪ＥＶの組立て・販売を手掛けるスタートアップ ドダイ社に出資を行い、協業を行っていくと発表した。ドダイ社は２０２１年に日本人が米国デラウェア州に設立したスタートアップで、２０２３年よりエチオピアを拠点に、アフリカ全土で電動モビリティの事業展開を目指して活動している。武蔵精密は自社開発ｅＡｘｌｅを搭載した２輪ＥＶの開発や３輪車向け製品などで協業を進めていくとしている。武蔵精密は、アフリカではケニアのＡＤＲライド社と２輪ＥＶソリューションで協業を行っている。
三菱商事 ティアフォーに出資 2024.3.15
三菱商事は、自動運転ソフトウェアを開発するティアフォーに出資すると発表した。三菱商事はこれまで福岡空港での自動運転パス実証実験への参画や、自動運転サービスを提供するＡ－Ｄｒｉｖｅ社を設立し、Ａ－Ｄｒｉｖｅを通じて全国で自動運転の実証実験を行ってきた。三菱商事とティアフォーは、これまでの実証実験を通じて築いてきた協調関係を強化し、自動運転システムの社会実装を加速させるとしている。
体制
小倉クラッチ 子会社を吸収合併 2024.3.13
小倉クラッチは、連結子会社である東洋クラッチを吸収合併すると発表した。また、中国の子会社２社小倉離合機（無錫）と小倉離合機（長興）を合併し、小倉離合機（長興）を存続会社とすると発表した。
フジプレミアム 東洋車製作所を子会社化 2024.3.13
精密貼合技術でフラットパネルディスプレイなどを製造している兵庫県姫路市に本社を置くフジプレミアムは、ホンダ系列でオイルキャップなどを生産している埼玉県羽生市にある東洋社製作所の自己株式を除く発行済み株式を取得し、子会社化すると発表した。ＣＡＳＥで拡大が予測される自動車部品への参入拡大を狙う。
ミツバ 子会社を譲渡 2024.3.14
ミツバは、１００％株式を保有する子会社ミツバロジスティクスの全株式をニッコンＨＤに譲渡すると発表した。譲渡に伴いミツバロジスティクスは社名をニッコン両毛に変更となる。ミツバは構造改革の一環として国内物流業務をニッコンＨＤに委託し、グループ資金の効率化と国内物流の最適化を図るとしている。
ヨロズ 子会社の社名変更及び組織改編 2024.3.15
ヨロズは、子会社のヨロズ愛知をヨロズサステナブルマニュファクチャリングセンター（ＹＳＭＣ）に社名を変更し、ヨロズ内に本拠を置くＹＳＭＣ本社工場と旧ヨロズ愛知のＹＳＭＣ愛知工場を設置すると発表した。
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