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自動車部品関連動向 2026/6/29
自動車部品関連動向 2026/6/29

自動車部品関連動向 2026/6/29

技術、製品

AGC 廃フロントガラスの再資源化で実証実験を開始  2026/6/19

 AGCは、連結子会社で補修用自動車ガラス事業を展開するオートグラスを通じて、自動車修理・交換時に発生する廃フロントガラスの回収および再資源化に向けた実証実験を2026年6月から開始すると発表した。実証実験では、オートグラスと、全国の自動車ガラス施工店とのネットワークを活用し、廃フロントガラスの回収から再資源化までを一貫して行う新たな資源循環スキームを検証するとともに、回収した廃フロントガラスから精製したカレットを、AGCの建築用板ガラスの原料として活用できるかを検証し、品質・安定供給性・実用性の評価を行う。今後、自動車ガラスのリサイクルスキームの実現可能性を検証するとともに、対象エリアの拡大やパートナーとの連携強化を進めていくとしている。

河西工業 吸音材の性能向上に関する成果を発表      2026/6/22

 河西工業は、信州大学繊維学部との共同研究で、自動車車内騒音の低減を目的とした不織布吸音材の性能向上についての研究成果を、6月17日から19日に開催された繊維学会で発表した。発表は、「異径混繊ニードルパンチ不織布の製造条件が内部構造と吸音性能に及ぼす影響」についてで、ニードルパンチで細径繊維と太径繊維を組み合わせ、繊維配向を制御した不織布を作製し、細径繊維層の割合が内部構造に与える影響を評価した。その結果、細径繊維の割合が増加するほど厚みが増す一方で、太径繊維束の形成が抑制され、吸音性能が向上することを確認した。河西工業は、今後量産化への適用を見据えた要素技術の開発を進めと行くとしている。

ジヤトコ X-in-1採用の拡大 2026/6/24

 ジヤトコは、日産自動車の複数モデルに、ジヤトコの電動パワートレインX-in-1が採用され、展開が加速していると発表した。モータ、インバータ、減速機を一体化した3-in-1、さらに発電機と増速機を統合した5-in-1がある。3-in-1は、2025年に北米で販売を開始した新型リーフ、5-in-1は、2025年9月に欧州で販売が開始されたキャシュカイ、2026年6月に日本で販売が開始されたキックスに搭載された。今後、日本で2026年夏に販売開始予定のエルグランド、2026年後半北米で販売開始予定のローグに5-in-1が搭載される予定だ。

サンデン 欧州大手OEMより大容量PXコンプレッサーを受注  2026/6/25

 サンデンは、欧州大手OEMより、開発した大容量PXコンプレッサー「Large PX(180cc)」を受注したと発表した。商用車・建設機械・大型HVAC等の高負荷用途での電動化では、冷却性能とエネルギー効率の両立が求められていて、大容量コンプレッサーの需要拡大が見込まれている。開発したPXコンプレッサーは、従来比で約10%の排気量を拡大した。高負荷条件下でも安定した冷却性能とエネルギー効率向上を実現し、既存設計資産を活用することで、新規設計に依存せず、立上げ期間の短縮、コスト競争力の向上を図った。製品は2028年の量産開始を予定する。

新事業

ヨコオ 鍵開閉システムがレンタカー無人貸出サービスに採用   2026/6/22

 ヨコオは、車載IoTソリューション鍵開閉システムが、スマートバリューが提供する提供するシェアリングプラットフォームを通じて、ガッツ・ジャパンが開始するレンタカー無人貸出サービスに採用されたと発表した。レンタカー無人貸出サービスは、スマートフォンを用いて、車両の予約から開錠・施錠、返却までできる仕組みを備えている。採用された車載IoTソリューションは、車両とクラウド、スマートフォンアプリを連携させることで、安全かつスムーズな鍵の解錠・施錠を実現する。ヨコオは、今後も多様化する異動ニーズに応え、関連技術・ソリューションを提供してくとしている。

M&A、出資

脱炭素化支援機構 リーンモビリティに出資支援 2026/6/19

 脱炭素化支援機構(JICN)は、リーンモビリティの資金調達に対し、2億円の出資を実行したと発表した。リーンモビリティは、トヨタ自動車のi-ROADおよびC+podの開発者であった谷中氏が設立したスタートアップだ。現在、都市型電動三輪モビリティ「Lean3」の開発を行っている。2026年に台湾の台南工場での量産ライン稼働を予定しており、日本市場への初期出荷を計画している。

体制

フコク インドネシアの1社を清算       2026/6/19

 フコクは、インドネシアの連結子会社2社の内、1社を清算すると発表した。フコクは現在、インドネシアにトリムラバー(TRIM)とフコク東海ゴムインドネシア(FTR)の2社の子会社がある。TRIMは小規模で、将来の拡張にも限界があると判断し、清算することに決定した。TRIMの事業はFTRに譲渡移管する。事業譲渡は2026年度中を予定する。

新電元工業 フィリピンで二輪EUCを生産     2026/6/24

 新電元工業は、フィリピンの現地製造子会社(SDP)で、二輪車用電子制御ユニット(ECU)などの電装製品の生産を開始すると発表した。2025年度のフィリピンでの二輪車市場は187万台とタイを抜き、ASEAN第3位の規模に拡大、今後も伸長が期待される。新電元工業はSDPの既存工場を有効活用し、約5億円の設備投資を行い、年産80万台規模の生産体制を構築する。2028年春より電装製品の生産を開始する予定だ。

住友理工 インドに研究開発拠点を設立 2026/6/25

 住友理工は、インドに研究開発拠点となる新会社SumiRiko Research & Development India(SRK-RDI)を設立すると発表した。インドでの市場拡大、顧客ニーズの高まりに対応する。研究開発拠点では、自動車、二輪車向け製品に関する設計・評価・技術サービス機能を順次整備する。

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