ENEOSは、オーストラリア・クイーンズランド州に、トルエンと水を電解し、MCHと酸素を製造する有機ハイドライド電解合成法(Direct MCH)を活用した大型実証プラントを建設し、開所式を開催したと発表した。試運転ののち、2027年1月より実証運転の開始を予定する。2023年に実施した実証プラントで使用した電解槽の約8倍の電解槽を用い、1日あたり最大9トンのMCHを生産する設備を約2年間運転し、性能や劣化挙動などの商用化に必要なデータ取得を進める。有機ハイドライドMCHは、常温常圧で液体であり、水素キャリアとして貯蔵や輸送の面で液体水素やアンモニアに対し利点がある。
