技術、製品
デンソー 欧州電池規則対応バッテリーパスポートサービスの提供を開始 2026/8/25
デンソーは、欧州電池規則への対応とバッテリーのトレサビリティ支援のため、バッテリーパスポートの生成・管理を行うバッテリーパスポートサービスの提供を開始した。欧州では、電池規則に基づき、電動車採用電池などの電池製品に対し、バッテリーパスポートの導入が義務付けられている。サービスを利用することで、事業者は自社の基幹システムやサプライヤ―から電池情報を収集することができ、利用者はQRコードを通じて電池情報にアクセスできるようになる。
デンソーなど 2モータHEV駆動モジュールがジープ・チェロキーに採用 2026/8/27
デンソー、アイシン、BluE Nexusは、2モーターハイブリッド駆動モジュールを共同開発し、ステランティスのジープ・チェロキーに搭載されたと発表した。高効率・高出力トランスアクスルを採用し、昇圧コンバータを最適化した。トランスアクスルとモータをアイシン・ノースカロライナで、インバータをデンソー・テネシーで生産する。
新事業
東海理化 アルコール・インターロックが共同認証制度の認証機器の採用 2026/8/24
東海理化は、アルコール・インターロック装置が、一般社団法人計測健康啓発協会 (A-HAM)と一般社団法人モビリティサービス協会(MSA)の「共同認証制度」の認証機器 として採用さたと発表した。アルコール・インターロックは、運転前に検知器で呼気中のアルコール濃度を測定し、基準値以上のアル コールが検知された場合、車両を始動できないよう制御するシステムだ。認証機器として採用されたことで、スマホやIoT機器による活用が可能となる。
矢崎総業 法人向け車両管理サービスの提供を開始 2026/8/26
矢崎総業は、白ナンバーの社用車や業務車両を保有する法人向けに、車両管理サービス「TRUE SAFE Fleet」の提供を開始したと発表した。TRUE SAFE Fleetは、AIドライブレコーダーとクラウド型車両管理システムを組み合わせ、車両の走行情報や映像、AIによる検知情報を一元的に管理するサービスだ。ADAS及びドライバーモニタリングシステム(DMS)により、車両の挙動や周辺情報、ドライバーの状態を検知し、必要に応じて運転者に注意を促す。また、取得した映像や走行情報などをクラウド上で一元管理することで、車両管理業務の効率化を行うと同時に、ドライバーへの安全運転指導に活用ができる。矢崎総業は、今後もサービスの利便性向上と機能拡充に取り組んでいくとしている。
NGK 米Aircaptureと協業でDAC実証を開始 2026/8/25
NGKは、米国のDAC設備設計・開発・設置スタートアップAircapture社と、DAC技術の社会実装に向けた協業を開始したと発表した。曾澤高圧コンクリートの福島RDMセンターに設置したDAC実証設備に、Aircaptureが開発したDACシステムと、NGKが開発するDAC用セラミックの技術を組み合わせ、性能・運用面での評価を行う。NGKは、自動車排ガス浄化用セラミックスで培った技術を応用し、ハニカム構造のDAC用セラミックスを開発している。ペレットによるCO2吸着に比べ、高効率でCO2を回収できるほか、圧力損失の削減、エネルギーおよびシステムコスト削減などの効果が期待される。NGKは、将来的なDAC市場拡大に対応できる量産体制の構築を進めているとしている。
アイシン 日本電子と共同で小型NMRシステムを開発 2026/8/27
アイシンは、日本電子と共同で、冷媒が不要でポータブルな200MHz「バルク小型NMRシステム」を開発したと発表した。従来のNMRでは、超電導磁石を維持するため液体ヘリウムなどの冷媒が必要であった。開発システムは冷媒を使用しない高温超電導バルク磁石を採用し小型化を実現したほか、開発現場での利用ができる磁場均一性と安定性を確立した。アイシンと日本電子は、今後も装置の開発を進めるとしている。今後は他社の点呼サービスとの連携を予定していて、アルコールチェックや点呼などの運転前業務を行いながら、飲酒運転を確実に防ぐ環境の提供を目指すとしている。
M&A、出資
東洋紡 タイのエアバッグ合弁を完全子会社化 2026/8/26
東洋紡は、タイの石油化学インドラマ・ベンチャーズ傘下Indorama Polyester Industries(IPI)との合弁会社Toyobo Indorama Advanced Fibers(TIAF)の株式について、IPI保有分を取得し、完全子会社化すると発表した。東洋紡は、2020年、IPIとの合弁でエアバック用原糸生産会社TIAFを設立。その後、エアバック事業強化のため、米国・中国での拠点体制の見直しや、タイでのTIAFおよびエアバック用基布製造会社による一貫生産体制の構築など、タイへの事業集約を進めてきた。IPIより株式を譲受することで、意思決定の迅速化と経営資源の最適化を図り、エアバック事業の強化を目指す。
体制
矢崎エナジーシステム タイのアルミ新工場を竣工 2026/8/25
矢崎エナジーシステムは、タイ・サムットプラーカーン県に建設を進めていたタイ矢崎電線のアルミ新工場が完成し、8月19日に開所式を執行したと発表した。タイの電力需要増加に伴う送配電網用のアルミ電線を主に生産する。また、今後自動車向けアルミハーネスの拡大が予測されるため、アルミハーネスの供給基盤を担う方向で取り組んでいく予定だ。新工場の稼働により、タイ矢崎電線のアルミ電線の生産量は、約3倍に拡大する。
豊田自動織機 中国コンプレッサー生産体制を再編 2026/8/26
豊田自動織機は、中国での自動車エアコン用コンプレッサー生産会社2社の内、豊田工業電装空調圧縮機(昆山)の生産機能を、煙台首鋼豊田工業空調圧縮機に集約すると発表した。中国での中長期的な事業成長を目的とする。豊田工業電装空調圧縮機(昆山)は、2027年7月に生産を終了し、解散する予定。
エフテック インド子会社の設計機能強化 2026/8/27
エフテックは、インドの連結子会社F-TECH AUTOMOTIVE COMPONENTSの商号を、F-TECH R&D INDIAに変更すると発表した。これに伴い、従来の事業目的であるインドでの自動車部品の販売、輸出、輸入、卸売りに、自動車部品の設計開発を追加し、日系自動車メーカーの現地開発進展に対応する。商号変更、目的の追加は2026年10月1日に行う予定だ。
ニュースウォッチ
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