日本特殊陶業は、日立プラントサービスおよび高圧ガス工業と共同で、工場から排出されるCO2の分離回収・液化および販売に関する実証試験を10月から開始すると発表した。日本特殊陶業小牧工場のボイラー排ガスから、年間300トン規模のCO2を回収し、液化した上で販売を行う。実証を通じてシステムの最適化と運用ノウハウの蓄積を図った上で、2027年4月には年間2,000トン規模を想定した商用提供を開始し、工場排ガスの地産地消型カーボンリサイクルモデルとして全国展開を進める。各社の主な役割は、日本特殊陶業がCO2分離回収装置の提供、日立プラントサービスがCO2液化装置の提供、高圧ガス工業が液化CO2の買取、輸送、販売を担う。3社は業務提携を通じ、日本国内でのCO2分離回収装置及び液化CO2製造モジュールの販売、液化CO2の農業、工業、溶接、飲料向けなどへの販売、CO2排出源企業および利活用先企業への提案活動を行う。