大陽日酸は、上田石灰製造の昼飯工場にある宇部ベッケンバッハ式竪型焼成炉から排出される排ガスに含まれるCO2を回収する実証試験を実施したと発表した。石灰石を高温で焼成する石灰焼成炉は、大量のCO2を排出するプロセスで、CO2排出量の削減が産業分野の脱炭素化に向けた課題となっている。今回の実証試験では、ベッケンバッハ炉の排ガスの一部をCO2回収装置に導入し、CO2回収技術の性能検証および運転条件の最適化を行った。その結果、98%以上のCO2を一定流量で安定的に回収できることを確認した。大陽日酸は今後、実装置導入に向けた検討・展開を本格的に推進していくとしている。