川崎重工は、ルーマニアの国営ガス輸送会社トランスガスと、陸上水素ガス輸送の戦略的提携に関する覚書を締結したと発表した。両社は、中東欧でのエネルギーハブとしてのルーマニアの機能強化と、周辺国への安全・安定的な水素供給・輸送モデルの構築に向けた協業を開始する。第一弾として、ルーマニア国内にて川崎重工の遠心式水素圧縮機(KM Comp-H₂)を用いた純水素の陸上水素ガス輸送の実証試験を開始する。川崎重工は、パイプラインによる大規模な水素ガス輸送の確立を目指すとともに、多様な水素関連製品との連携を通じて水素サプライチェーンを構築していくとしている。今回の覚書は、経産省の令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業(ウクライナ復興支援・中東欧諸国等連携強化)「ルーマニア/水素サプライチェーンFS実証事業 -陸上水素ガス輸送向け遠心式水素圧縮機-」として実施する。