旭化成は、米国の水電解システム開発企業Power to Hydrogen(P2H2)と、アニオン交換膜(AEM)を用いた水電解システムの商業化に向け、技術の共同開発や製造・量産化など商業化に向けた協業に関する覚書を締結したと発表した。P2H2は、2019年創業の米国オハイオ州コロンバスに拠点を置くスタートアップだ。特許取得の膜と酸素生成電極間にセパレータを配置するセル設計でAEMの耐久性を向上させ、イリジウムを使用しない低コストAEM水電解システムを構築している。2026年9月には、オランダ・アントワープ・ブルージュ港に250kWスタック2基で構成される500kW水電解システムを導入した。旭化成は2024年8月、P2H2に出資している。