技術、製品
エフ・シー・シー 車載TCU/OTAシステムを共同開発 2026/4/15
エフ・シー・シー(FCC)は、兼松および台湾のスタートアップ企業 KopherBit(コファービット)と、車載製品向けTCU(Telematics Control Unit)/ OTA(Over-the-Air)システムの共同開発に関する覚書を締結したと発表した。3社は、相互に連携可能な車載TCU/OTAおよび車両制御VCU(Vehicle Control Unit)/MCU(Motor Control Unit)の開発を進める。FCCは、電動化トレンドに対応した主機モータおよび電動パワートレインの開発を推進していて、協業ではコファービットが開発するTCU/OTAと連携可能な主機モータ向けVCU/MCUの開発を行う。
トヨタ紡織 各種シート、チェアなどを展示会などに出展、開発 2026/4/17
トヨタ紡織は、開発したシートやチェアを展示会出展および店舗販売などを行うと発表した。概要は以下の通り。
・パロマ瑞穂スタジアム: 名古屋市瑞穂公園陸上競技場(パロマ瑞穂スタジアム)の観客用スペシャルシートおよび選手用シートに、スポーツシート「TBスポーツⅡ」をベースとしたシートが採用。

・2026年北京国際モーターショー: シートやドアトリム、コンソールなどの内装アイテムが連動し、映像や音楽を演出する空間コンセプトモック「LOUNZE+」などを出展。
・ミラノデザインウィーク2026: 「Technology」「Trend」「Touchpoint」を意図した「T-CORE」をテーマに、同素材でシルエットの違う3タイプのシートを出展。
・高機能デスクチェア: トヨタ「クラウン」に採用されているフロントシートをベースとしたデスクチェアを開発。クラウン専門店が展開する「THE CROWN COLLECTION」として販売を行う。

豊田合成 車載エアコン用「電動ヒドゥンレジスタ」を開発 2026/4/17
豊田合成は、開口部が目立たない車載エアコン用レジスタ(送風口)を開発したと発表した。中国で3月に発売されたトヨタのbZ7に搭載された。開口部の厚みの原因となっていた上下の風向きを調整するフィンを隠し、空調性能を維持したままインパネに一体化した意匠を実現した。風向調整は、従来の手動操作からディスプレイ上での操作に変更し、意匠の先進性を付与している。

新事業
豊田自動織機 水素製造装置向け電極をドイツ見本市に出展 2026/4/13
豊田自動織機は、2026年4月20日から24日にドイツで開催されるハノーバーメッセ2026に、アルカリ水電解型水素製造装置向け電極を展示すると発表した。電極の電解効率は、従来品と同等レベルの84%で、1000時間の連続使用でも電解効率を維持する耐久性を持つ。ニッケルを主成分として、白金やルテニウムなどの貴金属およびコバルトを使用せず、サプライチェーンリスクの低減に貢献する。豊田自動織機は、ハノーバーメッセへの出店を通じて、水素製造装置の主要市場である欧州を中心とした顧客開拓を進めていくとしている。
M&A、出資
タチエス 東洋シートグループを新設会社設立で子会社化 2026/4/10
タチエスは、マツダ系シート生産メーカー東洋シートを含むTOYO H&Iが新設するタチエストーヨーグループホールディングスの株式を取得し、子会社化すると発表した。TOYO H&Iは、東洋シートグループの持株会社として、2019年に設立され、東洋シートの国内4工場のほか、欧州、米国、香港、フィリピン、およびドアトリム等の生産販売を手掛ける南条装備工業の株式を保有する。タチエスは、東洋シートグループの資産を獲得することで、顧客ポートフォリオの拡充、資産の最大活用、開発の効率化、事業領域の拡大でのシナジーを見込む。株式の譲渡は2026年8月3日を予定する。
リケンNPR 子会社RCAがHasiting HDの株式を取得 2026/4/13
リケンNPRは、米国の100%子会社であるRiken Corporation of America(RCA)が、ピストンリングの製造販売を手掛けるHastings Holding(HCC、米国ミシガン州)の株式を取得したと発表した。HCCは、米国とチェコに製造子会社を保有している。リケンNPRは、HCCブランドを加えることで、ピストンリングのトップポジションを確実にするとともに、顧客領域の拡大、生産・調達面でのシナジーを見込む。
曙ブレーキ 中国連結子会社を譲渡 2026/4/17
曙ブレーキは、中国の連結子会社で中国でのディスクブレーキ、ドラムブレーキなどを製造販売している広州曙光制動器の持分の一部を、合弁先である富士和機械工業(昆山)に譲渡すると発表した。また、広州曙光が六和グループの昆山和准測試に第三者割当増資を実施する。これにより曙ブレーキの広州曙光の持分割合は70%から30%になる。今後、曙ブレーキは中国事業として、ブレーキバッドを製造販売する曙光制動器(蘇州)の経営に注力する。
体制
リケンNPR 国内素形材事業の一部生産を終了 2026/4/13
リケンNPRは、素形材事業の一部製品の国内生産を終了すると発表した。素形材事業では、自動車・産業機械向けにステアリングナックル・ハウジングやカムシャフト等を生産販売しているが、国内での自動車生産台数の減少に伴い需要は減少傾向であること、特にステアリングナックル・ハウジングは鋳鉄からアルミへの材料置換や海外品への切り替えが進んでいることから、不採算事業となっていた。素形材事業の内、カムシャフト以外の製品について、2027年9月で国内生産を終了する。
デンソー オラクルのSC基幹システム導入へ 2026/4/15
デンソーは、オラクルコーポレーションと戦略的パートナーシップを構築し、オラクルのAI技術を活用した統合クラウド・アプリケーションによる基幹システムをグローバルサプライチェーン(SC)領域に導入するための協業を開始したと発表した。複雑化するSC業務に対応するため、従来の属人的な運用からデジタル技術を活用した業務プロセスへの変革を行う。デンソーはこれまでも、経理、間接材調達、人事領域でオラクルのクラウド技術を基盤とした業務プロセスの刷新を行ってきた。
桜井製作所 10月1日に上場廃止 2026/4/15
桜井製作所は、2026年3月末時点の時価総額が7.9億円となり、東京証券取引所の上場維持基準である時価総額基準10億円届かず、4月15日から整理銘柄となり、10月1日付けで上場廃止となると発表した。
豊田自動織機 6月1日上場廃止 2026/4/17
豊田自動織機は、トヨタ不動産による豊田自動織機の普通株式に対するTOB成立を受け、4月17日の取締役会で自己株式の消却を決議し、5月12日に設定した臨時株主総会に株式併合の議案を付議すると発表した。これにより一連の手続き終了後、2026年6月1日に豊田自動織機は上場廃止となる。
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