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自動車部品関連動向 2026/4/27
自動車部品関連動向 2026/4/27

自動車部品関連動向 2026/4/27

技術、製品

東海理化 車室内ワイヤレス給電スイッチ開発がNEDOに採択  2026/4/20

 東海理化は、パワーウェーブ社と共同開発を進めている「車室内ワイヤレス給電スイッチ」が、NEDOの「大企業等のスタートアップ連携・調達加速化事業」に採択されたと発表した。パワーウェーブ社は電界結合方式でのワイヤレス給電技術に強みを持つ。両者は、ディスプレイに集約されたソフトスイッチの課題である操作性と配線削減による設計自由度の向上を実現する新操作スイッチを開発する。

アイシン トヨタRAV4に可動式フロントスパッツが採用 2026/4/22

 アイシンは、トヨタ自動車と共同開発した「可動式フロントスパッツ」が、トヨタの新型RAV4(北米仕様)に採用されたと発表した。フロントスパッツは、パンバー下部、タイヤの前方に設置され、走行時にタイヤにかかる空気抵抗を低減する部品だ。可動式フロントスパッツは、停車時や低速走行時には格納、高速走行時に展開することでタイヤにかかる空気の整流効果を最大化し、燃費の向上、航続距離の延長に寄与する。

大日本印刷 高意匠加飾フィルムの量産を開始 2026/4/23

 大日本印刷(DNP)は、自動車内装向けに木目柄など高意匠加飾と、必要時にディスプレイに映像やアイコンなどを表示できる「ディスプレイ対応加飾フィルム」の量産を2026年4月開始したと発表した。ディスプレイ対応加飾フィルムは、微細加工技術を応用し、特殊な光透過層を形成することで、ディスプレイからの光をそのまま透過させ、映像を加飾柄の影響を受けることなく鮮明に映し出す。第一弾として、中国市場に提供を開始し、今後は欧州、日本、米国、韓国、インドなどへの展開も進めるとしている。また、内装用途に加え、今後拡大が期待される光透過性の外装パーツや、非車載領域への展開で、2030年度までに累計50億円の売り上げを目指す。

アイシン 北京自動車展示会にReFa HYDRAIDを出展       2026/4/24

 アイシンは、2026年4月26日から5月3日、中国・北京で開催されるAuto China 2026(北京国際自動車展示会)に、微細水浸透技術「ハイドレイド」を応用した「ReFa HYDRAID」をLEXUSの車両に搭載するコンセプトを出展すると発表した。ハイドレイドは、自動車排ガス処理で用いられる触媒構造技術を応用し、世界最小の水粒子を生成・放出する技術だ。2026年2月、MTGとパートナーシップを締結し、美容分野への応用として、プロ用美容機器「ReFa HYDRAID」を共同開発し、毛髪への高い浸透性で施術効果を高めるなどの技術有効性の実証を行ってきた。このハイドレイド技術を車室空間に応用し、運転者だけでなく同乗者にも配慮した「健やかな移動体験」を提案するとしている。

新事業

河西工業 アップサイクルブランド「doacara」のオンラインストアを公開        2026/4/15

 河西工業は、自動車内装部品の製造過程で発生する端材をアップサイクルしたブランド「doacara」の商品を、4月15日より公式オンラインストアで販売開始したと発表した。自動車ドアトリムなどに使用される合成皮革の端材を使用して、クッション、デイリートートバック、サコッシュにアップサイクルした。河西工業は、今後も商品ラインナップの拡充を図っていくとしている。

ジヤトコ 電動アシスト自転車用ドライブユニット搭載車が発売開始      2026/4/22

 ジヤトコは、開発した電動アシスト自転車用ドライブユニット「GLIDE AXCEL」を搭載した電動アシスト自転車「FESGLIDE」が、ホダカのスポーツバイクブランド「THIRDBIKES」より、2026年4月22日に発売が開始されたと発表した。GLIDE AXCELは、内装3段変速と250Wアシストモーターの2つの機能を一体化した2-in-1構成の後輪駆動方式ドライブユニットで、ペダルに負荷がかかる状況でもショックが少ない滑らかな変速が可能であるほか、ワイドなギア比の採用により、登坂時ではより軽く、巡行時では過度にケイデンスを上げずに走行できる。開発した専用のスマートフォンアプリと連携することで、スピード表示や航続距離などの走行情報の可視化や、アシストモードの切り替えなどの機能が利用できる。

日本特殊陶業 ブラジルでSOEC技術によるグリーン水素製造を実証  2026/4/23

 日本特殊陶業は、経産省の「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業」での補助を受け、ブラジルでのグリーン水素技術開発案件の実施事業を開始すると発表した。日本特殊陶業のセラミック技術を活用したSOECを導入し、ブラジルの水素プロジェクト開発企業NEBRA社と協働で、段階的設備構築、モジュール設計、遠隔監視、水素利活用の実証を行う。実証規模は100kWモジュールであるが、12kW初号機を導入後、段階的に96kWまで増設する。水素の利活用では、アンモニア合成による肥料製造やグリーン鉄鋼への応用を想定した、現地での水素サプライチェーン検証により環境負荷低減効果を確認する。日本特殊陶業は、事業を通じてSOEC技術の確立を行い、2030年に世界トップのSOEC企業となることを目指すとしている。

NOK フォークリフト事故抑制プログラム開発・実証実験に参画 2026/4/24

 NOKは、認知症予防向けに開発してきた脳波計測技術を物流現場の安全管理に応用する実証実験に参画していると発表した。損保ジャパンを含む5社が参画する「フォークリフト事故抑制プログラム」において、NOKは、脳波用ドライゴム電極「Sotto」ブレインを搭載したヘルメット型デバイスで、作業中の脳波を取得する役割を担っている。また、実証の場としてNOKの物流センターの提供も行った。実証は、2025年7月から2026年1月まで実施され、プログラムの有効性が確認された。今後はサービス化を予定する。

M&A、出資

日本精機 東洋電装を子会社化 2026/4/20

 日本精機は、東洋電装の発行済み株式全部を取得し、完全子会社化したと発表した。東洋電装は、ホンダ系部品メーカーで、四輪車、二輪車、パワープロダクツ向け各種スイッチやHMIシステム、電子制御装置の設計・製造を手掛けている。日本精機は、計器やHUDの表示・製造技術と、東洋電装の機構開発技術によるシナジーで、新たなHMIソリューション開発を推進する。東洋電装は創業家のほか、ホンダが14.89%株式を保有していた。2025年3月期の連結売上高は1,000億円、当期純利益は26億円であった。

イクヨ 河西工業株式を15%まで公開買付けへ 2026/4/22

 イクヨは、河西工業の株式を、9月末までに公開買付けにより、持株比率15%程度まで取得することを目指すと発表した。現在、イクヨは河西工業株式を4.8%保有している。河西工業は資本比率の悪化に伴い、2024年11月に日産自動車にA種優先株式を発行し、現在は日産自動車が13.04%の株式を保有し筆頭株主となっている。イクヨが河西工業の株式15%を取得した場合、筆頭株主となる。河西工業は、イクヨの株式取得意向に対して、事前通知は受けてないとしたうえで、「イクヨによる当社株式の取得が持株比率15%程度となる水準に達することは、 当社の経営戦略および株式の流動性に影響を及ぼすおそれがあることから、当社取締役会として慎重に対応する必要があると認識している」とコメントを出している。

体制

アイシン 米国でマツダのATを受託生産        2026/4/21

 アイシンは、米国の連結子会社AISIN Drivetrain(ADI、米国インディアナ州)が、マツダが開発した6速オートマチックトランスミッション(AT)の受託生産を開始したと発表した。北米では、完成車メーカーの現地生産の拡大や、供給安定性要求が高まっている。アイシンは、このような要求に対応し、地域に根差した生産体制の構築を進めていくとしている。

統計

各国自動車販売台数 2026年3月

ニュースウォッチ

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