技術、製品
Astemo 生産ラインでのDX・AI活用が経産省事業に採択 2026/4/27
Astemoは、インドの子会社Astemo IndiaおよびAstemo FIEが推進している「インド/日本品質ABS海外生産実証とDX・AI事業検証による雇用対策事業」が、経産省令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金に採択されたと発表した。Astemoは、二輪車の安全性能向上施策として、ベトナムとインドネシアで、二輪用ブレーキ制御システム(ABS)の現地生産に取り組んできた。二輪車市場が拡大するインドでも、二輪車の安全性向上に関する法規制が強化されることが想定される一方、既存生産管理体制では大量生産での品質維持に課題があった。Astemoは、経産省の補助を活用し、インド向け二輪用ABS生産ラインに、自動化とDX・AI技術を融合させ品質向上を行う。
NSK アクセンチュアとDXでの戦略的パートナーシップを締結 2026/4/27
日本精工(NSK)は、アクセンチュアと、AIを含むデジタル技術を中核に据えた戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。間接業務では、AI活用などで自動化などを段階的に拡大しスリム化を図る。開発では新商品・新事業のスピードを向上させる。生産では、AIやデータによる意思決定の迅速化や、現場負荷の高い業務、工程の自動化・高度化を推進する。
NTN i-WRIST搭載外観検査ユニットがリョービに採用 2026/4/27
NTNは、手首間接モジュールi-WRISTを搭載した外観検査用高速ユニットを開発し、リョービに採用されたと発表した。リョービではインバータケースやモーターハウジング、バッテリーケースなどのダイカスト製品を生産しているが、ダイカスト製品は形状が複雑なため、外観検査では複数方向からの検査が必要となり、検査員の負担が大きいという課題があった。i-WRISTは、高速で細かい角度制御を行い、多点検査を高速に自動化することができる。NTNはi-WRISTの基本構成にワークやカメラの位置を制御する直動・回転アクチュエータを組み合わせてユニット化した検査ユニットを開発した。NTNは、AI画像処理技術等を融合し、最速0.2秒で各ポイントの外観検査が可能になる外観ソリューションも提案していて、今後需要拡大が見込まれるダイカスト製品の外観検査用途を中心に商品の提案を加速させ、外観検査の自動化や高速化、品質向上に貢献していくとしている。

横浜ゴム AI活用タイヤ金型設計支援システムを開発 2026/4/30
横浜ゴムは、FEMとAI技術を融合したタイヤの金型設計支援システムを開発したと発表した。タイヤの特性を左右する金型設計では、従来、金型設計因子とタイヤ特性の関係を把握するために、試作・評価によるプロセスが必要で時間とコストを要していた。開発したシステムでは、課題を解決するためにシミュレーションの自動化とAIによる予測・可視化を組み合わせた。金型形状を変化させたタイヤFEMモデルを生成し、タイヤ特性の計算を実行する。その後、計算結果を学習データとして、金型設計因子とタイヤ特性の関係を予測するAIモデルを構築し、このAIモデルに複数の技術を適用し可視化する。横浜ゴムは、今後も開発環境のさらなる充実を推進し、革新的なタイヤ開発を加速させるとしている。

M&A、出資
三菱電機 鴻海と自動車機器事業で戦略的提携検討 2026/4/24
三菱電機は、鴻海精密工業と、三菱電機の自動車機器事業の共同運営を通じた戦略的提携の検討開始に関する覚書を締結したと発表した。覚書を通じて、両者は、電動化、自動運転、SDVなどの自動車機器分野の協業領域を拡大し、三菱電機の自動車機器事業を担う三菱電機モビリティへの鴻海からの50%出資受け入れも視野に、共同運営に向けた検討を開始する。
デンソー ロームに対する株式取得提案を取り下げ 2026/4/28
デンソーは、ロームに対する株式取得について、提案を取り下げる決議をしたと発表した。デンソーは2025年5月8日にロームと半導体分野での戦略的パートナーシップ構築に向けた基本合意を締結し、自動車のアナログICを中心に連携を推進してきた。半導体事業の幅広い領域での競争力強化の可能性を目的にデンソーは提案を行い、ロームと協議を行ってきたが、ローム側からの賛同の意見を得られなかった。デンソーは今後もロームとの戦略的パートナーシップに基づき、アナログICを中心に自動車分野だけでなく、民生・産業機器分野での製品開発・供給などの共同施策を進めていくとしている。
長瀬産業 電動二輪ドダイに出資 2026/4/28
長瀬産業は、エチオピアで電動二輪車の製造販売およびバッテリースワッピングサービスを展開するDodai Group(ドダイ、米国デラウェア州)の株式の一部を取得したと発表した。ドダイは、元UberJapanおよび電動キックボードLuup元副社長の佐々木裕馬が立ち上げたスタートアップ。今後、電動三輪への進出やエチオピア以外のアフリカへの展開を目論んでいる。2024年3月には武蔵精密などから4.5億円の資金を調達。今回、長瀬産業やファンドから12億円の資金調達を実施した。長瀬産業は、ドダイへの投資を通じ、エチオピアおよびアフリカ大陸での持続可能なビジネスモデル構築に向けた検討を本格的に開始するとしている。
決算
ニュースウォッチ
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