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自動車部品関連動向 2026/6/8
自動車部品関連動向 2026/6/8

自動車部品関連動向 2026/6/8

技術、製品

大同特殊鋼 JFEスチール向け電気炉STARQが竣工   2026/6/1

 大同特殊鋼は、JFEスチールから受注していたJFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)第4製鋼工場の電気炉が竣工し、納入が完了したと発表した。JFEスチールは、製鋼プロセスCO2排出量削減のためには、スクラップの利用量拡大が有効であるとして、電気炉を計画した。投入する原料の種類や形状に制約がなく、ステンレス鋼などの高級鋼の製造に最適な炉体旋回式電気炉STARQを提案し採用に至った。STARQは、炉体を大型ベアリングで支持し油圧モータで旋回させることで、ホットスポットとコールドスポットの不均一溶解を解消し、効率よく溶解を行うことができる。大同特殊鋼は、電気炉を自社製造していてこれまでの241基の納入実績がある。JFEスチールへ納入するSTARQは4基目となる。

住友ゴム 富士通とAI活用でタイヤ構造解析    2026/6/3

 住友ゴム工業(DUNLOP)は、富士通と共同で、タイヤの性能を予測するAIサロゲートモデル技術を共同開発し、実証実験で成果を確認したと発表した。実証実験では、タイヤが路面に接地した時の変形挙動の予測に開発技術を適用した。その結果、解析時間が従来の約45分から約5分に短縮し、約60万要素規模の解析を実現した。この技術により、従来は複数の設計プロセスを経て決定していたタイヤの構造や材料の仕様を、少ないプロセスおよび短時間で決定できる。両者はAIサロゲートモデルについて、2026年12月まで検証機での実証を開始し、最適化を目指した上、DUNLOPで2027年4月の実運用開始を目指す。

新事業

愛三工業 アンモニア・水素発電電力を自社工場に供給 2026/6/1

 愛三工業は、アンモニア分解水素を活用した発電電力を、自社工場への供給を開始したと発表した。愛三工業は、2021年よりアンモニア分解による水素生成、生成水素による燃料電池(FC)での発電プロセスの開発・実証を行ってきた。開発した技術では、アンモニア分解時に必要な熱量について、熱分解時に生じる吸熱と外部から加える熱量のバランスを最適化し、99.9%以上の高い分解効率を達成している。また、未分解アンモニアは、自動車用燃料蒸発ガス処理で培ったキャニスタ技術を応用し、高効率で吸着・回収する技術を開発した。愛三工業は、アンモニアの供給実証を通じて、システムの信頼性・安全性・エネルギー効率などの確認を進め、アンモニア活用の可能性を広げる取り組みを継続していくとしている。

愛三工業 協働ロボットパッケージが金属プレス加工メーカーで稼働     2026/6/5

 愛三工業は、テストマーケティングとして外販した協働ロボットが、金属プレス加工メーカー半谷製作所(愛知県大府市)で稼働を開始したと発表した。愛三工業の協働ロボットパッケージは、現場診断による仕様検討から生産準備での工程改善までセットで提案が可能で、人とロボットが一緒に働く環境を創出することができる。半谷製作所への協働ロボット納入は、愛三工業にとって初の案件であり、今後も人手不足に悩む製造儀容の困りごと解決に貢献していくとしている。

M&A、出資

バンドー化学 AI運転支援技術開発スタートアップに出資       2026/5/29

 バンドー化学は、AIを活用したドライバーアシスタントの開発、交通データの収集と解析を行うPyrenee(東京都中央区)に出資したと発表した。Pyreneeは、既存車両にAI運転支援を搭載可能なシステムを開発している。バンドー化学は、新規事業の進化を中計の指針のひとつとして掲げていて、スタートアップとの共創を通じて、新規事業を進化を加速させるとしている。

ヨコオ 日本電気硝子と戦略的業務資本提携    2026/6/1

 ヨコオは、日本電気硝子と半導体および情報通信分野を中心とした新たな協業テーマを創出・具体化することを目的として、2026年4月1日、戦略的業務資本提携を行ったと発表した。両者は、2019年、共同出資により設立したLTCCマテリアルズ(日本電気硝子70%、ヨコオ30%)を通じて、新製品の共同開発など協業を推進してきた。今回の提携では、LTCC基板やガラスインターポーザーを用いた、半導体・光電融合デバイスに関する基板技術・製品の共同開発、および5Gおよび6G用のアンテナ・関連技術の共同開発・商用化などの業務を推進するほか、両社は5億円を上限として双方が相手方の株式を取得した。

体制

日本精機 豊田市に設計拠点を開設    2026/6/1

 日本精機は、2026年6月1日、愛知県豊田市に設計拠点「豊田テクニカルセンター」を開設したと発表した。センターは、顧客と日本精機の既存設計拠点NSテクニカルセンターの間に立ち、技術情報や実機の確認・整合といった開発業務の補佐(ブリッジエンジニア業務)を担い、ヘッドアップディスプレイ(HUD)の開発効率の向上やビジネス機会の拡大を図る。

東レ インドにPPS樹脂コンパウンド拠点を新設 2026/6/5

 東レは、インドの現地法人TIDに、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂「トレリナ」のコンパウンド生産設備の新設を決定したと発表した。インド・アンドラブラディシュ州スリシティーのTID拠点に年産約3,000トンの設備を導入する。2027年初頭の生産設備稼働を予定する。東レはインドでナイロン樹脂やPBT樹脂コンパウンドを生産していて、インドでの自動車電装部品やエンジン部品などに使用されるエンジニアリングプラスチックのラインナップを強化する。

人とくるまのテクノロジー展2026NAGOYA出展予定

豊田合成

・ FLESBY HY-CONCEPT(フレスビー ハイコンセプト)-ポータブル水素カートリッジ、ポップアップフェンダー、サステナブル外板ボディ、ボディサイネージ機能
・新構造の前席センターエアバッグ
・廃車由来の再生プラスチック(内外装部品)

ユニバンス

・車体部品-冷間 1.5GPa 材や冷間パッチワーク技術を適用した車体骨格部品、ホットスタンプ技術を活用したドアリングやリヤフレーム等の車体骨格統合部品、一つの部品で異なる強度を実現する焼分け技術適用部品、バッテリーセル積載向上を狙った小Rバッテリーケース
・精密部品-e-Axle 構成部品(プレスギア、中空シャフト、バスバー等)、アルミと樹脂の異種材接合部品、狭さん幅せん断技術適用部品
・樹脂部品-吸音性機能付きカバー部品、高剛性大型カバー部品

ニュースウォッチ

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