東邦ガスは、東邦ガス技術研究所(愛知県東海市)に設置した、膜分離装置と物理吸着装置を組み合わせたシステムで、製品スケールでのCO2分離回収実証試験を開始すると発表した。東邦ガスは、2022年5月から日本ガイシが開発した分離膜モジュールを用い、低濃度のCO2を中濃度(20~40%程度)まで濃縮するベンチスケールの実証試験を行ってきた。大陽日酸は中濃度CO2から高濃度CO2を回収するPSA方式のCO2回収装置を実用化している。今回、大陽日酸と開発提携を締結し、原料CO2濃度が5~20%でも高濃度でCO2を回収できるシステムの製品化を開発する。大陽日酸は、協業を通じて、CO2濃度5~60%という幅広い排出源を対象としたCO2回収システムの実現、および低濃度排ガス向けCO2回収システムの早期実現を目指すとしている。